今週の土曜日に京都競馬場でおこなわれる「京都新聞杯」の展望について書いていきます。
京都新聞杯は京都芝2200mでおこなわれる3歳オープン戦で西側の日本ダービーへの最後の切符とかいわれているレースです。日本ダービーのトライアルレースにはなっていませんが日本ダービーに向けての叩きの1戦として使ってくる馬と、ここで賞金を加算して日本ダービーの出走を確定したい馬が出走してくるのでここを目一で仕上げて来る伏兵がいたりするので要注意です。馬券的には過去5年では5番人気以降の馬が1頭は複勝圏内に入っていますね。やや荒れる傾向といえるのではないでしょうか。
ということでまずは過去5年から好走馬の血統データを見ていこうと思います。
過去5年で一番いい成績を残している種牡馬はディープインパクトです。
過去5年で3−2−3−10という成績を残しています。5回中3回勝っているというのはすごいですね。更に昨年に関しては1、2、3着の馬全てがディープインパクト産駒となっています。
次に好成績を残しているのはタニノギムレットです。
過去5年で2−0−0−0という成績を残しています。2頭出走していて2頭共に勝っているというデータになります。勝率100%なんてすごいですね。
その他はネオユニバースが0−2−1−3、アグネスタキオンが0−1−0−1ヘクタープロテクターが0−0−1−0となっています。
ちなみに過去10年までさかのぼるとマンハッタンカフェが3−0−0−7と3勝をあげていますがこれは過去5年以降の成績なので気にしないでいいのかと思います。
ということで簡単にまとめると
・ディープインパクト産駒が好成績
・サンデーサイレンス系が上位を独占している
ということがわかりました。
現在のところ登録している馬でディープインパクト産駒は
・エルプシャフト
・オーダードリブン
・ナムラヘイハチロー
・ピースマインド
・ロイカバード
の5頭になります。
2番めに成績がよかったタニノギムレット産駒は
・ブラックスピネル
の1頭ですね。
その他にデータにない今年度デビューの種牡馬ではダノンシャンティ、ワークホース、ヴィクトワールピサ産駒もいます。なかでもダノンシャンティ産駒はスマートオーディンという東スポ杯と毎日杯を勝っている馬がいて、当日おそらく一番人気に支持されると思います。
ということで過去5年のデータではディプインパクト産駒は買いなのですがデータをそのまま予想にスライドするのはスマートオーディンがダノンシャンティの初年度産駒でデータに当てはまらないということがあるので危険です。
データは過去はこういった傾向ですという程度に受け止めてもらい絞り込む予想は馬単体の個性をよく見極めて絞り込んだほうが良さそうです。
因みにダノンシャンティの父はフジキセキなのでスピード型のサンデー系といえるでしょう。
まだ出走メンバーが確定していなのですが昨年の勝ち馬のサトノラーゼンがダービーで2着、3年前の勝ち馬キズナはダービを優勝しているのでここからダービー制覇も夢ではありません。
とりあえず枠順が確定してからじっくりと予想をしていこうかと思います。
〜あとがき〜
データを見るとディープインパクトって偉大なんだなって感心させられます。
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