日本ダービーが終わりました。今年は高レベルな争いといわれていましたがレース内容的にもかなり高レベルでしたね。個人的には記憶に残る日本ダービーの内の1つになるのかなと思いました。それでは今日の日本ダービーのレースを振り返ってきましょう。まずは結果から・・・。
1着・・・マカヒキ(◯)
2着・・・サトノダイヤモンド(◎)
3着・・・ディーマジェスティ(無印)
4着・・・エアスピネル(無印)
5着・・・リオンディーズ(▲)
スタートのあとマカヒキとディーマジェスティは後方に下げないでサトノダイヤモンドをマークするような形で中団でレースを進めることができました。これは川田騎手と蛯名騎手の高判断だったと思います。そしてリオンディーズは完全に掛かってしまいましたね。かかっているのを抑えて後方からの競馬をミルコ・デムーロ騎手は選びましたね。
道中はマイネルハニーが単騎で逃げていて割りと早いのかなと思ったのですがそれほど早いペースではなかったようですね。ということで途中で息が入ってのラスト3ハロン勝負になりました。
ここで当然サトノダイヤモンドは好位につけていたのですがマカヒキは内で進路を探している状態。ディーマジェスティはサトノダイヤモンドの後ろから外の出して追走を開始しましたがなかなかエンジンが掛からない。
これでマカヒキが出てこれなければサトノダイヤモンドが抜けるなーってところで何故かサトノダイヤモンドが外によれてしまい、そこに出来たスペースにマカヒキが進路を見つけて出てきて貯めていた脚を一気に使って突き抜けましたね。サトノダイヤモンドも負けじと追い上げますがハナ差及ばず2着。ゴール前は心臓バクバクしてしまいましたwそれぐらい手に汗握る勝負でしたね。
今回のレースのポイントはまずはマカヒキ、ディーマジェスティがスタートで遅れること無く中団のサトノダイヤモンドの直後のポディションを取れたところです。私の予想していた展開ではマカヒキ、ディーマジェスティはスタートで後手を踏んで後方にポディションを取ると思っていたのでこれは意外でした。正直道中のポディションを見た時にマカヒキの不安点が無くなってしまったなと思いました。
そして次のポイントとして4角を回る所ですがルメール騎手は少し外を回って進路を確保。蛯名騎手はそれを追走。マカヒキの川田騎手は内に残りましたね。これは完全に勝負にいったのかなと思いました。内に残って無駄な脚を使わずにマカヒキの末脚を使えば勝てると思ったのでしょう。ここが勝負を分けたポイントだったのかなと思います。
インをついて追走していたマカヒキですが残り200mのとことで少しスペースが空いたのでそこに入って脚を伸ばすことが出来ました。しかしもし前が開かなかったら・・・、恐らくサトノダイヤモンドがそのまま抜けていたでしょう。
少し疑問に残ったのはそのスペースを空いた状況がサトノダイヤモンドが外によれてしまったことでスペースが出来たのですよね。これまで直線でよれることなんてほとんどなかったサトノダイヤモンドがなぜよれてしまったのか!?もしかしたら向こう正面で落鉄した影響があったのでしょうか?あの勝負どころで外によれなければ勝負はわかりませんでしたね。
ということで今回のダービーは馬の力も当然ありますが川田騎手の駆け引きが勝負の結果に大きな影響を与えたのではないでしょうか。その川田騎手の判断が上手く行ってマカヒキが勝つことが出来たのかなと個人的には思います。ルメール騎手も蛯名騎手もよい騎乗でしたがそれ以上に川田騎手の「勝ちにいく」騎乗がうまくハマったのかなと思います。
このように馬だけではなく騎手の力も大きく関係した名レースだったのかなと思います。こういった名レースは忘れないようにちょいちょい動画をみたりして忘れないようにしていきたいですね。いや〜本当に良いレースを見ることが出来ました。
とにかくダービーを勝ったマカヒキ、皐月賞から急に乗り替わりになった川田騎手、本当におめでとうございました。そして良いレースをありがとうございました。
今後この3歳世代と古馬世代が戦う時がとても楽しみですね。また秋に成長した姿を見せてもらいたいものですね。
さて、肝心な馬券のほうですがサトノダイヤモンドの複勝と馬連のみ的中で金額的にはトリガミでした。まぁ負けなかっただけ良かったということで来週の安田記念も頑張って予想したいと思います。
〜あとがき〜
今年の春の東京G1は馬券は当たるが保険的な馬券があたるので大的中というのが一度も無いです。安田記念はドカンと馬券を当てたいと思います。
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