2016年6月24日金曜日

第57回宝塚記念の展望・・・。

いよいよ今週の日曜日に阪神競馬場で宝塚記念が行なわれます。今年の上半期を締めくくるグランプリレースで毎年好メンバーが揃います。今年も例外ではなく好メンバーがそろっていて馬券の予想に困っています。

ここで個人的ですが宝塚記念の思い出について書いてみようと思う。宝塚記念と聞いてどうしても思い出してしまうことがライスシャワーの最後のレースになった宝塚記念だ。

このレースが行なわれたのは1995年で当時私は純粋無垢な中学生だった。兄がスーパーファミコンの「ダービースタリオンⅡ」をやっているのを後ろで見ていたのがきっかけで競馬に興味を持ち始めた。いわゆるダビスタブームが私に競馬を知るきっかけとなったのだ。しかしよくよく考えると父親は私が物心ついた時から競馬をしていたような気がするけど色々と思い出しても私の競馬の入り口は「ダビスタⅡ」なのである。

ちょうどその頃から中学の時によく遊んでいた友達も競馬に興味をもって土日の競馬中継を一緒に見ながら予想なんかも遊びの延長上でやっていました。その時に活躍していたのがライスシャワーだったのです。確かダビスタにもライフシャワーという名前で出ていたような記憶が・・・。

そんなライスシャワーも出走していた1995年の宝塚記念は友達とテレビで観ていました。当時は当然馬券は買えないし、馬券よりも好きな馬を応援するというとても純粋な心で競馬を観ていたので、このレースは大好きだったライスシャワーが天皇賞春を勝ってからの参戦ということでお金をかけること無く純粋な気持ちで応援をしていた。

しかしこのレースはライスシャワー最後のレースになってしまった。いつもより後方の位置取りで3コーナーの入り口辺りで故障発生。その時の映像はかなり衝撃的で今でもたまに思い出してしまいます。このレースはダンツシアトルが勝ちましたがそういった記憶は全然残っていなくてライスシャワーのことしか記憶に残りませんでした。結果的には予後不良。この単語はダービースタリオンでよく理解していたのでとても悲しかった。初めて好きになった馬の最後のレース。それが宝塚記念のイメージとして染み付いてしまったのである。


そんな宝塚記念。豪華メンバーが集まりますがとりあえずは全頭無事に周ってきてほしいものです。これはなにも宝塚記念に限ったことではなく全てのレースに言えることなのですけどね。


というわけで今年の宝塚記念の展望ですが今年のポイントは「天候」と「馬場」だと思います。天気予報だと阪神競馬場は土曜日まで雨。日曜日は曇りになっていますが雨が降ってもおかしくないし土曜日の雨で不良になる馬場がどこまで回復するか!?という疑問点が残ります。

となると当日は重馬場になることを考えて予想を立てておくのがよいのかと思います。

まずは人気しそうな馬の馬場適性を見てみるとドゥラメンテは重馬場を走ったことがないのですが母方にトニービンがありますし血統的に全くダメではないのかなと思います。

もう1頭不安なのがアンビシャス。こちらも良馬場の出走経験しかありませんが母方にレインボークエストなどの欧州の血が入っているのでパワーがある馬場も問題ないのかなと思います。

ドゥラメンテとアンビシャスに関しては血統的に問題なくても重馬場を走ったことがないという点は馬券を買うときにはマイナス要素になるのでとても悩ましいですね。

逆に重馬場がアドバンテージになるのはサトノクラウン、マリアライト、ステファノス、サトノノブレス辺りが実績があるのでアドバンテージになるのかなと思います。


次に過去10年の種牡馬の成績を見てみましょう。

(KLANより抜粋)

ステイゴールドが5勝と圧倒的な成績を残しています。これはオルフェーブル、ドリームジャーニー兄弟とオルフェーブルの2勝、ナカヤマフェスタが挙げた5勝。しかし今年の出走馬でステイゴールド産駒は1頭もいません。

あとは1勝ずつなのでデータ的に参考にはなりにくいのですがディープインパクト産駒がまだ勝ちがないというのが1つのデータとして扱えるのかなとも思います。でも今年の皐月賞で皐月賞勝ちがなかったディープインパクト産駒が勝ったりしているのでそこまで影響が無いデータかなと思います。

現在のところ個人的にはキタサン、ドゥラメンテが抜けていて穴でサトノクラウン、サトノノブレス、ステファノス、マリアライト辺りが注目かなと思います。

〜あとがき〜
あと2日あるのでじっくり予想していこうと思います。

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