今年の牝馬クラシックは桜花賞を勝ったジュエラーが骨折でオークスを断念。復帰戦のローズSでは11着と大敗。
桜花賞2着でオークス1着のシンハライトは秋華賞トライアルのローズSを勝ったあとに屈腱炎を発症。長期休養となり今回の秋華賞は回避です。
といったように春のクラシックレースで主役だった馬が故障で不在だったり本調子で秋華賞に挑めないということでかなりの混戦模様が予想されます。実際に馬券の予想をすると難解です。こういう時は馬券を買わないのも手かなと思いますが、混戦のときほど穴馬を購入して馬券を当てたい衝動に駆られちゃいます。(これが馬券の魔力)
どういった感じで馬券を買うかわかりませんがとりあえずローズSのデータをまとめていこうかなと思います。
まずはローズSのラップについて、
(KLANより抜粋)
過去10年のデータをみてみると前半のペースが緩むことがあまりなくて後半より前半のタイムの方が早い傾向にあります。恐らく京都内回り2000mはスタートしてからコーナーまで距離が短いのでポディションとりのためにややペースが上がるのかなと予想されます。こういったラップ傾向だと逃げ馬には少し厳しい展開かと思われます。そしてこれまでのレースでスローで上がり勝負で好成績を上げてきた馬たちにも直線が短いこともあり不利なレースになるのかなと思います。
次に前走レース別の傾向です。
(KLANより抜粋)
過去10年の前走別の成績は圧倒的にローズSが好成績を収めています。関東(中山)で行なわれるトライラルレース紫苑Sからも多くの馬が出走しますが残念ながら成績はよくないので割引が必要かと思われます。紫苑S組の1勝は2014年のショウナンパンドラがいますがこの年の紫苑Sは中山競馬場改修のため新潟競馬場でおこなわれたので参考外かなと思います。そうなると紫苑S組はデータ的には厳しいのかなと。ただ今年は皐月賞でこれまで勝っていなかったディープインパクト産駒が1,2,3フィニッシュ、凱旋門賞ではこちらも勝ち馬がいなかったガリレオ産駒が1,2,3,フィニッシュとデータが通用しないケースが多いです。別の考え方をすると「今年はデータが当てはまらない年、そういう星回りなんだね」と考えて紫苑S組の馬券を買うのもよいかと思います。
次に血統傾向です。
近年ではやはりディープインパクト産駒が活躍していて、父サンデーサイレンス系も多いですね。しかしサンデー系でもステイゴールドの名前がないということが少し気になります。母父の傾向としてはノーザンダンサー系が好成績をおさめており、特にサンデーサイレンス系(ターントゥ系)×ヌレイエフ系(ノーザンダンサー系)が好成績を収めているように見えます。
次に脚質。
(KLANより抜粋)
脚質に関してはあっと的に差し馬が有利。先にラップ傾向で述べたようにペースは緩まない状態で直線が短いということで差し馬が有利になるのかなと思われます。基本的には逃げ馬は相当実力がないと厳しい展開になるのかなと予想されます。
このデータをもとに予想をしようと思いますが牝馬の場合は当日の馬体重がかなり重要なので馬券は馬体重が発表されてから購入しようかと思います。
今のところ◎デンコウアンジュですがデータ的にメイショウサムソン産駒がどうかな?と思うのでこれからじっくり予想をしようかと思います。
最終的な予想はTwitterでつぶやきます。
〜あとがき〜
本来ならシンハライトの1強だったのにかなりの混戦になってしまいました。どの馬が勝ってもおかしくないのかなというレース。難解です。
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