そんな秋に天皇賞(秋)が開催されます(当たり前か)。今年はメンバー的には絶対的な存在がいない状況で、各有力出走馬に不安要素があります。海外遠征帰り初戦の馬がいたりするのでより馬券は難解になってしまいます。
そんな天皇賞(秋)のデータを見ていこうかと思います。
まずはラップ傾向
(KLANより抜粋)
東京芝2000mはスタート後にコーナーが有るためテンが早くなり、中盤も緩みにくいラップ傾向になりやすいですね。ペースに関しては基本的にはスロー〜平均ペースになりやすいですね。
続いて血統傾向
過去10年で複数勝ちの種牡馬はいないです。2着数でディープインパクトが優勢ですが単純に出走頭数が多いのでそこまで偏った傾向はないのかなと思います。
次に枠順傾向
枠順はそこそこ傾向が出ています。内枠と中枠がよい数字が出ていますね。今年は出走頭数が15頭なのでフルゲートでいうと7枠の馬が8枠になってしまうのでデータ的にはそこまで不利にはならないのかなとも思います。外枠だからとりあえず評価を下げるとなると今年は外枠に有力馬がいるので注意が必要かなと思います。
上記のデータをもとに予想をすると…。
◎エイシンヒカリ
昨年の9着馬。昨年出走後海外G12勝という好成績を経ての参戦。
昨年は毎日王冠を勝ってから天皇賞9着。レース間隔があいていないと好成績を残さないタイプなので今回の久々も問題がないと思います。
あとは枠順が1枠1番ということで逃げるには良い枠を引いたのかと思います。鞍上の武豊も最近調子が良いですので期待したいです。
◯ステファノス
昨年の2着馬。
前走の毎日王冠では直線で行き場をなくし後方に一度下げてからまた伸びるという不利が多い中での5着。不利がなく抜けていたら好勝負出来ていたのではと思います。
枠順は8枠14番ですが昨年も14枠で2着に来ているので問題が無いのかなと思います。
▲サトノクラウン
昨年3歳で参戦して17着。ただ昨年は調子が良くなかったと割り切ればその後の好成績は納得できます。
今回は調教でブリンカーを着用しており、レースではチークピーシーズをつけるらしいです。もともと折り合いに難がある馬なので久々で馬具効果が出れば好走もあるのではと考えて3番手評価です。
△モーリス
昨年の年度代表馬。
マイルG1を勝ちまくってきましたが今年は日本国内では勝ちはなし。安田記念も札幌記念も2着ですが折り合いに難を見せていました。
折り合いは癖がつくとなかなか難しいのかなと考えて評価を下げました。ただ鞍上があのライアン・ムーア。ジョッキーの腕で普通に勝ってしまうかもしれませんね。
△ルージュバック
毎日王冠を勝っての参戦。出走馬中唯一の牝馬。
当然主役の1頭なのですがデータ的に毎日王冠を勝ってから参戦する馬は好成績がありません。
もう一つの不安材料が調教後の馬体重が−9キロという点です。これがなければもっと評価は上でした。当日の馬体重要チェックですね。
以上の5頭に印をつけますが、券的には難しいです。そもそも簡単な馬券なんてありませんがこのレースは本当の主役という有力馬がいなくてどの馬が勝っても不思議ではないのかなと思います。
当日は指定席抽選が外れたので昼頃から東京競馬場へ参戦する予定です。
個人的には天皇賞(秋)は好きなレースの1つですが1つ悲しい思い出もあります。それはサイレンススズカです。
当時中距離で圧倒的な強さを見せつけて逃げて勝ってきたサイレンススズカ。天皇賞でもハイペースの逃げで10馬身以上後続を離すレース展開。しかし、大ケヤキの向こう側を通ったところで失速、下馬…。
そのことを武騎手とエイシンヒカリに重ねるわけではありませんが、ここで逃げ切りで勝つことがあればそれもドラマチックかなと思うので応援したいですね。
〜あとがき〜
アンビシャスもリアルスティールも切りにくい・・・。でも切らないと・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿