3歳牝馬クラシックの2戦目で東京芝2400mで行われるレースで、1冠目の桜花賞はアーモンドアイが異次元の末脚で圧勝し、早くも陣営から3冠宣言が出ているようにかなり自信がある様子です。
アーモンドアイが勝つか、ラッキーライラックや他の馬が距離延長で逆転できるかがポイントで馬券的にはあまり狙いにくいかなと思います。
メンバー的には桜花賞組と別路線組で別れますが、別路線組ではサトノワルキューレがフローラSを勝っての参戦。立ち位置的には2強を崩す一番手といったところでしょうか。
トーセンブレスは残念ながら前日の段階で回避。個人的にはトーセンブレスは距離が伸びて良い馬だと感じていたのでとても残念でした。
それでは個人的に注目している馬をピックアップしていきます。
・アーモンドアイ
父ロードカナロア、母フサイチパンドラ、母父サンデーサイレンスという血統。母フサイチパンドラは優駿牝馬2着でその年のエリザベス女王杯を勝ってG1馬となりました。父ロードカナロアで距離不安説がありますが母方に中長距離の実績があるのでそこまで問題ないかなと思っています。ただロードカナロア産駒の初年度産駒なのでなんともいえないところもあります。
血統のインブリード的にはヌレイエフの3✕5、ノーザンダンサーの4✕5があるのでスピードは充分にあるように思えます。
実績的にはシンザン記念と桜花賞を連勝しての参戦で全く問題なのですが先述したとおり距離延長が不安視されています。
しかし個人的にはこの時期の牝馬で長距離が向いている馬は少なく、能力のみでも勝ってしまうことが多いかなと思います。つまり距離適性よりも絶対的な能力があれば問題なく勝ってしまうのかなと考えています。
一例ですけどフジキセキ産駒のイスラボニータは晩年はマイラーとして一流の馬となっていますが3歳時は皐月賞を勝ち、ダービーは2着と本質的に距離が向かなくても結果をだしています。単なる一例なので強くは言えませんが、シンザン記念、桜花賞でのアーモンドアイのレースぶりをみていると能力が1枚も2枚も抜けているのかなと感じます。つまりその絶対的な能力差で2400mも克服してくれるかなと思います。
もちろん本命です。
・ラッキーライラック
父オルフェーヴル、母ライラックスアンドレース、母父flower alley、母父間でのインブリードはありません。
父オルフェーヴルは初年度産駒なのでデータはありませんが、オルフェーヴル自身の実績から芝2400mへの距離延長はむしろプラスかと思いますし、陣営も1600はずっと短い中実績を出してきたといっているところから距離延長は歓迎でしょう。
距離延長でアーモンドアイとの実力差を逆転できる馬の一番手に挙げられているので個人的にはとても楽しみにしています。
桜花賞では石橋騎手が完璧な騎乗を見せて抜け出したところを外からアモーンドアイの異次元の走りにやられたので完全に力負けなのですが距離延長でどこまで実力差を詰めることができるかがポイントかと思います。
注目は馬は以上の2頭です。
今更そんな事言われなくてもほとんどの人が注目しているよってなりますけど、それほどこの2頭が抜けているかなと思います。
馬券的には2頭の馬連1点かサトノワルキューレ辺りを加えた3連複1点勝負かで迷っています。
いずれにしてもアーモンドアイがどのような走りを見せるのかとても楽しみなのでじっくり観戦したいと思います。
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