2018年5月26日土曜日

2018年東京優駿注目馬…。

いよいよ日本ダービーが今週末に行われます。

天気予報を確認すると週末まで天気が悪くなることがないようなので、良馬場で行われるのかなと思います。

今年の3歳クラシックもいよいよ大詰めですがまずは全馬無事に周ってきてほしいです。というのも今週は怪我などの知らせが多く、オークス2着のリリーノーブルとシュウジが骨折。ダービーが狙える器と言われていたオブセッションが喉の手術の合併症で亡くなりました。とても残念です。サラブレッドは無事に出走させること自体が普通の様に感じますが、実は調教師や厩務員の方々は毎日歩様や体調のチェックなどをしていてかなり神経を使っている様子でした。(まえにテレビで見た)怪我や訃報を聞くと、怪我することなく走ることが実は大変なことなんだなといつも実感します。

まずは全頭無事でお願いいたします。

さて、東京優駿の枠順が確定しました。



なんとあのダノンプレミアムが1枠1番。先行できる同馬にとっては最高の枠順なのかなと思います。

それでは東京優駿の注目馬についてまとめていきます。

・ダノンプレミアム




父ディープインパクト、母インディアナギャル、母父インティカブ
全兄にロードプレミアムがいますね。
父デープインパクト、母父インティカブの組み合わせはダービー2着のサトノラーゼン辺りが一番の活躍馬でしょうか。
血統的にはヘイルトゥリーズンの4×5、ノーザンダンサーの5×5があります。

挫跖の影響で皐月賞を回避。皐月賞に出走していれば間違いなく1倍台の単勝一番人気になっていたと思われる馬。競馬の内容もテンが早く好位につけることが出来て、そこから早い脚を使える馬。キタサンブラックに似た安定感のある競馬をすることができるのが特徴です。
近年の競馬は先行させて折り合いを欠くよりもスローペース後方待機のヨーイドンでの差し切りが特徴ですが、ダノンプレミアムはそれが前にいてできちゃうのがストロングポイントだと思います。
ただ、弥生賞では少し行きたがるところもあったので当日の気性面も要チェックですね。最終追いきりでは3コーナー入るところで首を上げたりしていたのですがコーナーから直線に関してはスムーズだったし、なによりゆったりとしたフォームからラスト1ハロンでのギアチェンジの速さは走法が素人目に見てもわかるくらい変わっていた(重心が下がるようなイメージ)のでこの馬は普通の馬ではないのかなという印象を受けました。

距離不安視もありますがここは3歳戦。1枠1番の恩恵も受けて能力差で勝ちきるでしょう。

・ブラストワンピース



父ハービンジャー、母ツルマルワンピース。母父キングカメハメハ。ツルマルワンピースの初仔ですね。
血統的には5代目でのノーザンダンサーがかなり揃っているのでスピードよりもパワーや底力重視の血統なのかなと感じます。

実績としてはここまで負け無しの3戦3勝。前走の毎日杯は1.46.5と時計は標準ながらも後にマイルカップ2着のギベオンを0.3秒ちぎっています。更に前々走のゆりかもめ賞で時計は遅いものの東京2400mを勝っているのは大きなアドバンテージになるのではないでしょうか。

血統面ではスピード不足かと思ってまいしたがサンデーサイレンスの血は薄いものの母母父がフジキセキなのでこのあたりで補填されているのでしょう。ここまでの3戦も早い上がりを出している点からもそこまで瞬発力を心配することはなさそうです。
更に父ハービンジャーということで毎日杯からここまでどれだけ成長しているかが鍵になるのかなと思います。期待したいです。


・エポカドーロ



皐月賞馬。皐月賞は前3頭がレースを引っ張りハイペースの展開。エポカドーロは離れた4番手として淡々としたペースで実質逃げていました。
直線好位から抜け出すと後続を2馬身突き放して優勝。展開的にどうしても「展開が向いた勝利」となっていますが本当にそうでしょうか!?
確かに展開が向いたから勝てたかもしれませんがそれだけで2馬身も後続をちぎって勝っていますし、向いている展開を作ったのがエポカドーロと鞍上の戸崎騎手だと思うのですよね。そこを含めての力だと思うので個人的にはここでも通用すると思います。

ただ、血統的には母ダイワパッションが父フォーティナイナーで短距離重賞2勝ということなので血統的にはどうしても2400m不安視されます。陣営もそれを意識しているの最終追い切りは完全に抑えてた折り合い重視の追い切りとなりました。1週前追い切りもそこまで攻めていないので、しっかりと時計を出していない点はマイナスなのかなと思います。

ただ皐月賞のように後ろが届かない展開となればチャンスはあると思います。前につけることができるというのはアドバンテージかなと感じています。

・キタノコマンドール



父ディープインパクト、母ベネンシアドール、母父キングカメハメハ。姉にデニムアンドルビーがいます。5代目にノーザンダンサーのクロスがありますが、母方にヌレイエフのクロスがあるのが魅力ですね。スピードもスタミナもありそうな感じで個人的にはとても好きな血統です。

実績は新馬戦、すみれSを連勝しての皐月賞5着。ギリギリ東京優駿の優先出走権を得ての出走。ちなみに昨年までは皐月賞4着までが優先出走権だったのでこの馬は運がありますね。おそらく優先出走権がなければ賞金的に出走は難しかったでしょう。
皐月賞のレース展開はワグネリアン、ステルヴィオと共に後方待機から1番の脚で追い込んできました。東京は今週からCコースへ変わるのでうちの傷んでいた馬場がなくなるので外差しは少し効きにくくなりそうなイメージですね。そこをミルコがどのような騎乗を見せるかがとても楽しみです。


注目する馬は以上の4頭です。この4頭を中心に馬券を買おうかなと考えていますが、まだ買い目は考えていません。個人的には「ダノンプレミアム」に無敗のダービー馬になってもらいたいですね。


〜あとがき〜
ダービーが終わったら来年のダービーに向けて2歳戦が始まります。つまりPOGも始まるということですね。今度POG指名馬をブログに書いてみようかと計画中です。

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