このレースは東京芝2000mで行われるので本番のオークスとは少し適正が異なるのですが、昨年と一昨年の優勝馬はいずれも本番のオークスで2着に入っているので、今年のフローラSのも軽視はできませんね。
そんなフローラSの出走馬はこちらです。
この中で個人的に注目している馬の血統背景を中心にまとめていきます。
・サトノワルキューレ
父ディープインパクト、母ヒアトゥウィン、母父Roi Normand。母馬はブラジル馬でレイズアネイティヴ系ですが母父のRoi Normandはあまり聞かない馬なのでネットで調べてみました。
ネットで調べると産駒の勝鞍はリオデジャネイロ州大賞などブラジルの芝レースでの勝鞍がありますが調べてもあまり情報がないですね。結構珍しく地味な血統と思います。
血統を見るとリファールの4✕5が入っています。この血はスピードを伝えると言われているので現在の日本のスピード競馬には合うのかなと思います。
ディープインパクト産駒でリファールのクロスがある有名馬は、
・ジェンティルドンナ 4✕4
・スピルバーグ 4✕4
・ディーププリランテ 4✕5
・キタサンブラック 4✕4
とディープ産駒には珍しく中長距離をこなす馬たちが多いですね。
その血統背景が前走のゆきやなぎ賞での好タイムでの1着の裏付けになっているのかと思います。
ただ母系が地味なので今回の東京2000mのスピードに対応できるかがポイントだと思います。オークスに出てくるようであれば積極的に買いたい血統ですね。
・レッドベルローズ
父ディープインパクト、母レッドファンタジア、母父Unbridled's Song。母馬はアメリカ産馬で日本で9戦0勝で繁殖入りです。
母系はファピアノ系で一般的にサンデーサイレンス系の種牡馬との組み合わせでスピードが強化されると言われています。
母父Unbridled's Songはあのアロゲートの父として有名ですね。母父としては今をときめくスワーヴリチャード(父ハーツクライ)がいますね。
ディープインパクト✕母父Unbridled's Songだとダノンプラチナがいますね。
血統的にはノーザンダンサーの5✕5が入っています。父サンデーサイレンス系、母父Unbridled's Songで似ている血統をもっている馬はトーホウジャッカルが(ノーザンダンサー5✕4)いますね。
この馬はデビューから芝マイルを使われたので気性的に問題あるのかな!?と思いましたが前走のミモザ賞で好タイムで優勝しました。2000mのほうが適応がありそうなのでここも期待できるのではないでしょうか。
・ノームコア
父ハービンジャー、母クロノロジスト、母父クロフネ。母方はクロフネ、サンデーサイレンスで構成されているのでよくある血統表ですね。
母クロノロジストはハピネスダンサー(父メイショウサンムソン)などのオープン馬を輩出しているのでよい繁殖牝馬なのかなと思います。ただ全姉のレッドラフィーネ(父ハービンジャー)は未勝利でした。
血統的にハービンジャー✕母父クロフネはそこまで大物が出ていないのですが、昨年のフローラSのはハービンジャー産駒が1,2着を独占しているので軽視はできません。
個人的には以上の3頭に注目をしています。フローラSは近年ではスピード系の血統よりもハービンジャーやハーツクライ、ノヴェリスト産駒のパワー系の馬が好走しています。
個人的には注目しているサトノワルキューレ、レッドベルローズは父ディープインパクトですが母方がかなりのパワー血統なのでパワーが重視されるレースでこそ好走できるのかなと考えています。
オークスではアーモンドアイ、ラッキーライラック、リリーノーブルなどの有力馬がいますが、ここで好走すればオークスでもチャンスがあると思うので各馬オークスへつながる競馬を見せてもらいたいです。
〜あとがき〜
昨日の福島牝馬Sは注目馬した馬の中からレイホーロマンスを買ったのですが5着と馬券にはなりませんでした。残念。
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