2016年9月18日日曜日

第34回ローズSの予想・・・。

今週は東西でクラシック3冠目のレースにむけたトライアルレースが行なわれます。

中山競馬場ではセントライト記念、阪神競馬場ではローズSが行われます。両重賞ともに春のクラシックでメインを張った馬が出走してくるのでとても楽しみですが、夏を越して成長してきた第三勢力馬がでてくるのかという点にも注目をしたいです。

セントライト記念には皐月賞馬のディーマジェスティが出走予定。グリグリの一番人気で相手も妙味を感じる相手が少なく、個人的には馬券は超難解かなと思っているのでこのレースはパスをしようと考えています。

対するローズSも現在のところオークス馬のシンハライトが100円台の一番人気。骨折明けの桜花賞馬ジュエラーが2番人気、骨折明けやデータ的に不確定要素が多いので2番人気に甘んじている状況です。個人的には2番人気もちょっと評価しすぎなのでは!?と思う所があるので今回はその辺を狙ってローズSの馬券を勝っていこうかなと思います。

まず過去のローズSのラップ傾向です。

(KLANより)

データ的には1つだけ抜けたデータもありますが平均的には1000m〜1800mにかけてラップタイムが速くなっています。道中一度息が入ってから残り800mでペースが上がり残り200mまでラップタイムが速くなっています。このデータから分かることは持久力のある末脚が有利ということです。つまり長くていい脚を使うタイプがあっているということだと思います。

次に上がり3ハロンの傾向についてです。

上がり3ハロンのタイムが早い馬が上位を占めている傾向にありますが注目する点は上がり3ハロンで一番早いタイムの馬は勝っていないという点です。最高でも2着ですね。逆に上がり3ハロンが2番めに早い馬が結構勝っています。これは先に述べた持久力の末脚勝負というのがこのデータにも出ているのかなと思います。瞬発力で飛び込んでも最後まで差しきれない傾向と言えるのではないでしょうか。


次に血統傾向です。


父馬的にはディープインパクト産駒が好成績を収めています。ただその他血統に注目するとトニービン内包やサドラーズウェルズ系統の凱旋門血統を持っている馬が多く好走しています。トニービンやサドラーズウェルズといえば欧州・凱旋門血統なので欧州・凱旋門血統をもっている馬にも注目したいです。


以上のデータを参考にしたローズSの予想は・・・、


◎シンハライト
オークス馬。過去の実績からして文句なしの本命、軸馬だと思います。血統面でも母父シングスピールということでサドラーズウェルズ系の欧州・凱旋門血統なのでアドバンテージがあります。休み明けでもここは勝ち負けだと思います。

◯デンコウアンジュ
桜花賞、オークスと不利を受けての負け。あとは牝馬特有の馬体が減り続けている状態でクラシックに参戦していたので夏を越して馬体を回復させていれば今回は好走する予感がします。血統面は父方にオペラハウス、ダンシングブレーヴ。母方もニジンスキーがあるので濃厚な欧州・凱旋門血統ということでデータ的にアドバンテージがあるのかなと思います。

▲ジュエラー
桜花賞馬、これまで4戦全てで上がり最速。普通なら文句なしの本命ですが、骨折休養明け。これがとても気になります。あとは新馬戦では1800mを勝っていますが以後3戦はマイル戦、久々のレースで重賞の1800mに対応できるかが心配です。データ的にも前走で2000〜2400mを走っていない馬は過去8年で優勝馬0頭というのがあります。ただデータはデータなのでそれを物ともしない実力があるかもしれないのですが、馬券の確率的には悪い条件があるということは確率が下がることだと思うのでここでは3番手評価です。

△フロムマイハート:父ハーツクライ(トニービン)
△クイーンズベスト:父ワークフォース(凱旋門賞)※連闘というのが大きなマイナス点

と抑えておきたいと思います。

馬券的には◎軸の三連複を買おうかなと考えていますが馬場状態と馬体重を見て買い目を変えるかもしれません。


いよいよ秋競馬が始まり春のクラシックで活躍した馬たちが休養を明けて実戦に戻ってきました。個人的には東京競馬場が好きなので東京開催が始まったら現地参戦をするつもりですが来週のオールカマーは中山フリーパスですしマリアライトが出走予定なので中山競馬場にいこうかなと考えております。

〜あとがき〜
毎週実力馬が出てきているのでこの時期の競馬は見ているだけでもおもしろい(負けたときの言い訳)


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